卵はダイエット食品としても栄養食品としても最強!

私たちの体に不可欠な栄養素がたくさん含まれ、しかも女性には嬉しい美容面でも効果をもたらしてくれる、超優等生のたまご。たまごは、ビタミンC、食物繊維を除く、ほぼ全部の栄養素が含まれているすばらしい食材です。

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(またミスで昼食を食べる時間がないな……しょうがない、今日の昼はゆで卵2つだ!)

タンパクくん、まさか今日の昼ごはんはそれだけ?

心配ご無用です。
ゆで卵2個、これだけあればパーフェクトですよ。

タンパク質を摂取したい気持ちは分かるけれど、ゆで卵だけなんて栄養が偏らない?

ニワトリさんの卵というのは優れものでして
「完全栄養食品」と言われるくらいの代物なんです。

完全栄養食品?
卵って低糖質でタンパク質が多いだけじゃないの?

低糖質で高タンパクなのでダイエットに向いていますが、それだけじゃないんです。こちらをご覧ください。
栄養素 栄養量/卵1個(60g) 食事摂取基準の1日推奨量/成人
タンパク質 7.4g 50g以上、総エネルギーの13~20%
脂質 6.2g 総エネルギーの20~30%
炭水化物 0.2g 総エネルギーの50~65%
リン 110mg 800~1000mg
1.1mg 6~7.5g
亜鉛 0.8mg 7~10mg
ビタミンA 90μg 650~900μg
ビタミンB2 0.26mg 1.2~1.6mg
ビタミンB12 0.5μg 2.4μg
ビタミンD 1.1μg 5.5μg
ビタミンE 0.6mg 6~6.5mg
葉酸 35μg 240μg(妊婦+240、授乳婦+100)

生卵の栄養成分:文部科学省「食品成分データベース」より

調理法によって成分が変化しますのでご留意ください。
いずれにせよ卵は脂質がやや多めですが、ほぼ無敵で死角がありません。

葉酸やビタミン、ミネラルも豊富なのは女性に嬉しいわね。
さすが完全栄養食品と言われるだけはあるわね。

さらに卵は風邪にも効果的なんです。
塩化リゾチームという風邪薬の成分ですが、実は卵を原料とする場合もあるんです。
玉子を食べれば殺菌効果や免疫力が高まり、ちょっとした風邪なら撃退です。

子供の頃に風邪をひい時たまご酒を飲まされたけど……そういうことだったのね。昔の人は経験上、卵が身体にいいと知ってたんだわ。

さらに卵からは「コリン」という栄養素も摂取でき、これは体内でレシチンに変わるのですが、レシチンの効果としては動脈硬化や肝臓機能の向上、脂質の代謝を活発化、さらにはアルツハイマー型認知症を予防するとも言われています。

コリン……聞いたことがないわね。念のため聞くけどコリン星とは関係ないわよね。

たぶん関係ないですね。コリンは水溶性ビタミンに分類されていましたが、現在は水溶性ビタミン様物質として分類されています。
認知力向上に効果的だと言われているのですが、まだ日本国内ではコリンの食事摂取基準がありません。海外で目安量が決められている程度です。宇宙人ってほどではないにしろ、身近な存在になりつつある栄養成分で今後に期待ですね。

コレステロールが多いのは大丈夫なのかしら?

2015年の日本人の食事摂取基準からコレステロールの目標量は記載がなくなりました。摂取するコレステロールと体内で生成されるコレステロールには関係がないとされていますので、今のところコレステロールについては安心して卵は食べてもらって問題ありません。

正しく完全ね。
卵がこんなにスキのない食品だとは思わなかったわ。

極め付けとして殻をむくだけと、かなりお手軽ですからね。
低糖質のダイエット食品としても栄養食品としても、そしてファーストフードとしても最強ですよ。

ゆで卵の昼食が可哀そうに見えたからランチに誘おうと思ったけど、それだけ栄養満点で風邪対策にも認知症対策にもなるなら問題ないわね。

え? まさか……デートのお誘い!?
待ってくださいー!
玉子は完全栄養食品と言われてますが、食物繊維やビタミンCが不足しててそこを補う必要はありますから~!