糖新生:糖質摂取しなくても体はブドウ糖を作る

人体では「解糖系」と呼ばれる仕組みで糖質をエネルギーにしているが、消費する糖質がない場合は糖不足を補うため、中性脂肪やタンパク質(筋肉など)を分解して糖質を得る。その仕組みを「糖新生」と呼んでいる。

 

糖質を摂取していないのに糖が産生されるため、過度に糖質制限をしているのにブドウ糖が過剰で高血糖になる場合がある。

 

エネルギーとして消費される優先順位は

  1. 糖質
  2. 脂質
  3. タンパク質

となっているが、糖新生が起きる際は脂肪だけではなく筋肉のアミノ酸も併せて消費されるので、筋肉を減らさないよう糖質制限中は脂質とタンパク質を適度に摂取することが推奨されている。

 

タンパク質の推奨摂取量は「日本人の食事摂取基準」では18歳以上の男性で60g、女性で50gとなっているが、糖質制限中におけるタンパク質摂取量は、ケトジェニックダイエットの場合、体重の1.1~1.6倍とされる。

 

なお、中鎖脂肪酸・中性脂肪からエネルギーとして肝臓で産生されるのが「ケトン体」である。その仕組みは「ケトン体回路」と呼ばれている。