BMI:体長÷身長×身長で肥満度を測定

BMIとは、体重と身長が分かれば計算できる肥満指数である。

 

体重kg÷(身長m×身m)

 

により求められる。算出した値がBMI値となり、その数値の解釈は日本肥満学会によると、

 

  • BMI 18.5未満:低体重
  • BMI 18.5~22:標準体重
  • BMI 25以上:肥満

 

となっている。

 

しかし、肥満の判定基準は国により異なる。例えばWHOなどはBMI 25以上を過体重、30以上を肥満としていることに留意したい。

 

1972年以降、簡易に算出できて肥満判断できるために長らく利用されてきた歴史がある一方で、近年ではBMIの有効性に懐疑的な目が向けられている。

 

BMIが簡易的であり有効性に疑いがあるという根拠は、体型や体質により同じBMI値の人間を並べても肥満度が異なってくるためである。

 

下記はニューヨークのBody Labsによる同BMI値6名のボディスキャン画像である。同じBMI値でも体型、肥満度が違うのが一目瞭然である。

 

 

Person2とPerson5が同じBMI値であるというのは、肥満指数としての説得力に欠ける。同じ体重でも骨格や脂肪のつき方が個人により大きく異なるのが、その原因となっている。

 

このようにBMI値では説明できないことも多くあり、信頼性が低迷している。また近年では、体脂肪率が計測できる体組成計が普及してきたため、体脂肪率での肥満判断が広がっている

 

ただBMIの指標が間違っているのではない。体組成計の普及により体脂肪率が優先されることが多くなっただけで、以前としてBMIは簡易指標として信頼性の高い肥満指数である。