ダイエット中は摂取する食品のカロリー、そして運動で消費するカロリーが気になるもの。

 

「おにぎり200kcalを食べたからウォーキング200kcal分してチャラ!」

 

など、カロリーを用いたダイエットは一般的です。

 

しかし実は、栄養学的なカロリーと生理学的な消費カロリーは、それぞれ算出方法が異なることをご存知でしたか?

 

栄養学的なカロリー
概要:1リットルの水を14.5度から15.5度まで上げるために必要な熱量。
方法:水槽に入れた装置の中で各栄養素を燃やして水温の上昇を測る。
計算:タンパク質と糖質は1gで4kcal、脂質は9kcalで計算される。
生理学的なカロリー
概要:体内で1リットルの酸素が運動で消費されるとき、消費される熱量。
方法:人にマスクを着けて運動させた後、呼気を分析して酸素の消費量を測定する。
計算:人体で酸素1リットルが消費されると4.82kcalの熱が出るとされ、酸素1リットル消費あたり5kcalで計算される。
実験室で器具を水温の上昇を使って求める栄養学的なカロリー、実際に運動して酸素消費量から求める生理学的なカロリー、求め方が大きく違うのが一目瞭然です。
カロリーについては「意味がない」「参考程度にするのがいい」という考え方も広まってきましたが、指標としてはやはりカロリーという考え方はまだまだ広く普及しています。
全ての指標に言えることですが、個人差や正確性、妥当性で完璧な指標はありません。カロリーは一つの指標として参考にする程度に留めるのが無難でしょう。