糖質制限ダイエット、いまだに市民権を得ていないと思うことありませんか?

 

「日本人だから白米をもりもり食べなよ」

「朝のパンは欠かせないでしょ」

「ケーキビュッフェいかないの?」

 

糖質制限を始めると今までの食生活を大幅に見直すことになるため、反対意見も多く見受けられます。

 

友だちや家族と食事にいくと「脳にエネルギーがいかないし、健康に悪いから止めたほうがいいよ」と言われることも。

 

今回はそんな時に反論できる簡単な3つの理由を用意しました。

 

糖質制限ダイエットが合理的な3つの理由

  1. 糖尿病の予防になる
  2. 仕事が効率的になる
  3. 糖質過多は統計的に危険

 

 

【糖尿病の予防になる】

最初に糖尿病は個人差あり、どのくらいの糖質を摂取し続けると糖尿病になるかは判明していません。

 

しかし実に日本では1000万人が糖尿病予備軍と言われています。10人に1人強が糖尿病になる可能性があるのです。この状況が現しているのは、

 

  • 誰でもいつ糖尿病になるか分からない
  • 現代の食生活は糖尿病リスクが高い

 

ということ。糖尿病を回避するために食生活を見直し、糖質を抑制することはとても合理的です。

 

しかし当然、糖質は必要な栄養素なので適切量を摂取しなくてはいけません。適切な糖質量には諸説ありますが、1日の糖質70~130gが最近ブームの糖質制限基準です。

 

 

【仕事が効率的になる】

中高年はとくに昼食後に眠くなり、ついつい職場でうとうと……という話はよく聞きます。しかし糖質オフにすると面白いように昼間の眠気は消え、むしろ頭が冴え渡るのが一般的な糖質制限ダイエッターの感想です。

 

どうして眠くなるかといえば、食後30分以上経過後、血糖値が上がりはじめるから。これでは昼休み直後に頭が働くわけがありません。

 

一時期、脳はブドウ糖しかエネルギーにできないと言われていましたが現在は「ケトン体」というブドウ糖以外のエネルギーも脳で活用されていることが分かりました。糖質を摂取しなくても脳は働いてくれるのです。

 

「仕事効率を上げるためには糖質は制限した方がいい」というのが新常識になり始めています。

 

 

【糖質過多は統計的に危険】

アメリカでは1970年代、PFCバランスで脂質が問題になりました。しかし実際に脂質制限を推奨したところ、糖質摂取が増え、30年間で肥満率が15%以上も上がってしまいました

 

色々な問題が重なっていますが、ただ脂質を減らすだけでは肥満率は下げられず、糖質の過剰摂取は肥満率と相関関係にあることが長期的な統計で判明したのです。

 

このときのアメリカの基準はPFCバランスで糖質49%。日本人はこれより多い60%の糖質を摂取するよう厚生労働省より推奨されていますが、50%以下に納めるべきだという意見が増えてきているのも頷けます。

 

ひとまずエネルギー(余ったら中性脂肪に)になりやすいのは、1.糖質→2.脂質→3.タンパク質の順番であることを覚えておきましょう。

 

まとめ

そもそも糖質をどれくらい摂取すべきか、科学的にはまだ統一的見解は出されていませんし、個人差も大きいですし、文化の違いもありますし、そもそも食べ過ぎなければいいという考え方もあります。血糖値とインスリンの関係に注目し、糖質量よりもGI値の方が大事だという科学的なアプローチもあります。

 

 

昔と違って健康・ダイエットに対する考え方が複数ある現在、画一的に今までの食文化を盾に糖質制限を貶める発言は合理的ではありません。一方で糖質は必要な栄養素でもあるので、過度な糖質制限は危険でもあります。

 

これからの時代、自分の体にあった食事を選ぶように心がけ、他者の食事選びには寛容でありたいものです。