脂肪酸は脂質の構成成分です。

 

広義には油脂や蝋、脂質などの構成成分である有機酸を指しますが、ダイエットやヘルスケアの視点では脂肪酸は、

 

  • 肉や乳製品に多く含まれる飽和脂肪酸=常温で個体
  • 植物や魚に多く含まれる不飽和脂肪酸=常温で液体

 

に分かれます。

 

飽和脂肪酸は常温では固体の性質があり、過剰摂取すると血管壁に付着したり、悪玉コレステロールを増やしたりして、動脈硬化の要因になるとされています。

 

不飽和脂肪酸はさらに二つに分かれます。

 

  • 植物に多く含まれる一価脂肪酸
  • 魚に多く含まれる多価飽和脂肪酸

 

です。

 

厚生労働省「日本人の食事摂取基準」によると、それぞれ摂取量の割合は下記の通りです。

 

  • 飽和脂肪酸=30%
  • 不飽和脂肪酸の一価脂肪酸=40%
  • 不飽和脂肪酸の多価脂肪酸=30%

 

必須脂肪酸とは?

必須脂肪酸は体内で合成できないもので、細胞膜やホルモンをつくる材料にもなり、体内の多くの機能に関係しているとされる基本的な栄養素です。

 

必須脂肪酸が不足してしまうと、

 

  1. 頭痛
  2. 疲労
  3. 体力低下
  4. 膝のむくみ
  5. 炎症が悪化しやすい
  6. 知覚異常

 

などの症状が出ることがあります。

 

必須脂肪酸は多価脂肪酸のうち、

 

  • オメガ6脂肪酸:リノール酸など。一般的に過剰気味
  • オメガ3脂肪酸:DHA、EPAなど。一般的に不足気味

 

に区分され、それぞれn-6系脂肪酸、n-3系脂肪酸とも呼ばれます。

 

オメガ6、オメガ3の必須脂肪酸はそれぞれ欠乏すると湿疹やニキビ、乾燥肌などお肌のトラブルに繋がるので注意しましょう。

 

とくに一般的に不足しがちなオメガ3脂肪酸を意識して摂取しましょう。オメガ3脂肪酸は1日3g以上の摂取が推奨されています。

 

脂質はダイエットの敵とされがちですが、必須栄養素であり、摂取を制限するとお肌のトラブルにつながりかねません。

 

一方でただ脂質を摂るだけでは効果は現れません。一般的にオメガ6脂肪酸は日常生活で困らないくらい摂取しているため、不足しがちなオメガ3脂肪酸を意識して摂取しましょう。

 

オメガ3は一般的に魚から多く摂取できますが、オメガ3の仲間であるα-リノレン酸は亜麻仁油、くるみなどからも摂取可能です。

 

一般的にあまり知られていませんが、くるみは片手にのる28gで2.5gのオメガ3脂肪酸(α-リノレン酸)を摂取できるので気軽に試せるアイテムの一つです。

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