はー、今日は疲れたぁ……。
タンパクくんのフォローはもうこりごり……トレーニングは今夜はパス。
マーッスル!
Mr.ボディーアイワイ!?
どうしてここに?
(あまりに疲れた顔をしていたから心配で、つい不法侵入してしまった……)……素敵なヒップのお嬢さん、君の大臀筋に呼ばれてね!
私の大臀筋?
悲鳴を上げていたよ!
「今夜は鍛えてくれないの!?」ってね!
トレーニング、おサボりするつもりだったろう?
そ、それは……。
「×××だから、今日じゃなくて明日やろう」
分かっていても、つい適当な理由をつけて筋トレやダイエットはサボりがちだ!
ごめんなさい……あまりに頼りない後輩の面倒をみていたら疲れてしまって……。
あんなスペシャルフールはドント・マインド!
仕事で足を引っ張る男には死あるのみ!
……そうよね。いっそ殺しておけばよかった。
(うわ……冗談のつもりだったんだけど……)……今夜はもう遅いし、美しいヒップに殺人は似合わないぜ!
どうしてもトレーニングしたくないとき、どうすればいいのかしら?
今の自分の姿を鏡で見たり、憧れバディの人物の動画を見たりと、人によってさまざまだ!
美しいヒップのお嬢さんにはこれ! マッスル・ユーチューブ!

「きつい」は辞める理由にならない!
むしろ「きついからこそ」得るものが多いのだ!
「すごく辛いことがあっても、きついワークアウトをやった後には、もうそのことがどうでもいいやと思える」……いい言葉ね。
この動画を見れば僕は死なないで……いや、美しいヒップが殺人の罪を犯すこともない!
自分の筋肉をイヤなヤツだと思って痛めつけるんだ!
OK! タンパクくんだと思って、筋肉を痛めつけるわ!
どうでもいいと思えるまで、徹底的に痛めつけてやるわ!
この! ドジ! どうして私が怒られるのよ!
(アミノさんの頭の中で、僕が痛めつけられている……でも、これでいいんだ……大作家の原稿をシュレッダーにかけて、これで済むのだったら……)