【糖質制限ダイエッターの常識】糖質過剰摂取による肥満のメカニズム

糖質制限が文化になりつつある昨今、糖質制限という言葉だけが独り歩きしていて、どうして糖質の過剰摂取が肥満を引き起こすかは意外と知られていません。

 

今回は糖質過剰摂取による肥満のメカニズムをダイジェストにて説明します。絶対的な糖質量だけにしか目を奪われがちな方は必見です。

 

糖質摂取による肥満のメカニズム

ホルモンとは体内器官で合成・分泌される生理活性物質です。体内を循環し、特定器官の働きを調節するための情報伝達を担っています。

 

もっとも有名なホルモンに「インスリン」がありますが、この「インスリン」が肥満を引き起こすメカニズムのキーワードとなっています。

 

  1. 糖質は栄養成分で一番早く吸収され、血糖値の上昇を引き起こす
  2. 血糖値が上昇すると膵臓β細胞からインスリンが分泌される
  3. インスリンは血液中の糖質を体内貯蔵する(→太る)

 

体内に取り込んだ「糖質」を脂肪細胞に蓄えるのは「インスリン」の働きなのです。インスリンが悪役のようにも見えますが、血液中の糖質は血管を傷つけたりするのでいち早く処理をしてくれています。

 

もちろん血糖値は低すぎても問題です。糖質不足のときには「グルカゴン」というホルモンが肝臓α細胞から分泌され、グリコーゲンをブドウ糖に変えて血糖値を回復させています。インスリンとグルカゴンは絶えず分泌され、血糖値のバランスを保っているのです。

 

さて、「3.インスリンは血液中の糖質を体内貯蔵する」を詳細にすると下記となります。

 

  1. インスリンの作用で、血液中の糖質が脂肪の元になるグリコーゲンに変化
  2. 血液中にはグリコーゲンが20gしか貯蔵できないので、超過分は骨格筋へ
  3. 骨格筋にはグリコーゲンが200~250gしか貯蔵できないので、超過分は肝臓へ
  4. 肝臓にはグリコーゲンが150~200gしか貯蔵できないので、超過分は脂肪細胞の中に体脂肪として蓄積

 

糖質制限では絶対的な糖質量が気にしてしまいがちですが、インスリンの働きから考えると「いかに血糖値を上げないようにするか」が糖質制限ダイエットで重要な切り口となります。

 

低GIダイエットはその「いかに血糖値を上げないようにするか」に着目したダイエットで、欧米ではGI値表示される食品も多く、もっともポピュラーなダイエットとされています。

 

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低GIダイエット以外にも、「食事中に水分を意識して摂取する」「糖質を食事の後半に摂取する」だけでも血糖値は上がりにくくなります

 

絶対的な糖質量にだけ目を奪われず、糖質の摂取方法や食材などにも意識を向けていきましょう。