自律神経:活動中の「交感神経」と休息中の「副交感神経」

動物性機能を司る「体性神経(感覚神経・運動神経)」に対し、「自律神経」は、呼吸・消化・代謝など人間が意識的にコントロールできない植物性機能を司る末梢神経系です。

 

「自律神経」は「交感神経」と「副交感神経」に区分されます。

 

  • 交感神経 =「活動」日中の活動時に主に働く
  • 副交感神経=「休息」夜間の休息時に主に働く

 

「自律神経失調症」などの言葉が広がっているように、大事な存在ではありながらダイエットと関係なく思える「自律神経」ですが、実はダイエットに大きく影響します。

 

「交感神経」「副交感神経」の効果

「交感神経」と「副交感神経」は鏡のように正反対の役割を主に果たしています。

 

  • 交感神経 :消化活動を抑制し、グリコーゲンを分解
  • 副交感神経:消化活動を促進し、グリコーゲンを合成

 

アメリカでは過食より交感神経の低下が肥満に繋がっているとのデータがあります。

 

このことは「Most obesity known are low in sympathetic activity(肥満者のほとんどが交感神経の働きが低い)」のイニシャルをもじって「モナリザ症候群」と言う言葉で知られており、ダイエットにとって交感神経の消化活動抑制・グリコーゲン分解の効能は大きいことが分かります。

 

朝なかなか起きられず、起きても眠いまま、会社や学校にいってもずっと体調が優れないなどの場合は、「交感神経」の働きが低下していると言え、日常生活を楽しめないだけではなく、ダイエットの視点でもよくない状況と言えます。

 

夜に眠ると活発化する「副交感神経」は大事な働きをしてくれていますが、日中は「副交感神経」より「交感神経」を働かすことが重要なのです。

 

「交感神経」と「副交感神経」の切り替えは基本的に無意識化で行われていますが、マインドフルネスなどの自発呼吸を整える運動により、その切替を促すことが可能です。

 

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また深呼吸や手足のマッサージ、ストレッチなどの経度な運動であっても、体に刺激を与えることで脳の働きが活性化され、「交感神経」の切り替えを誘導することができます。

 

ダイエット中には「自律神経」までなかなか意識が向きませんが、とても重要な働きを持っています。とくに起床時は瞑想や軽い運動をすることを心がけましょう!